理由の整理が大事

看護師が転職をする際に整理しておかなければならないのが、前職を退職した理由です。
転職の時の面接では、「なぜ前の仕事を辞めたのか」を尋ねられることがままあり、納得させられるだけの理由を述べなければなりません。
もし不明な点や曖昧な点があると不安の種になってしまうこともあるため、なるべくマイナス要素を減らすという意味でもきっちり整理を付けておいた方が安心です。

退職理由は基本的に、マイナスの印象を与えるような内容は控えるようにしましょう。
例えば、前の会社への不満や人間関係の問題、仕事への好き嫌いなどを理由にすると、印象は良くありません。
本音としてはそれらが原因のこともあるかもしれませんが、面接の場では建前で述べた方が印象は良くなる現実もあります。
正直になり過ぎるのも、あまり良くないことを理解しておくが大切です。

その点を踏まえた上で、話しても良いことを前提に理由を伝えることが大事です。
例としては、結婚退職や病気やケガ、家族の介護などのほか、異業種からの転職ならば看護の仕事への意欲を伝えるのも効果的です。
なお、病気やケガ、家族の介護などが理由としてある場合、採用する側からすると不安に感じられることもあります。
そのため、現在は問題が解決して仕事には影響を及ぼさないことを、しっかりとフォローとして入れておくこともポイントです。
大事なのは、採用の判断に当たり不安を感じさせないことです。
もし相手の懸念材料になりそうな要素がある場合、問題がないこともセットでアピールする必要があります。